2019.10.02

コーヒーの新年度は10月から!ニュークロップって?

このコーナーでは、わたし「焙煎麗子」と博学な愛犬「すみび」が、ホットケーキや焙煎珈琲の魅力について調べ、それを皆さんにお伝えしています。

いつの時代も変わらない、普遍的なおいしさをもっとたくさんの人に知ってもらいたい。そんな気持ちで情報発信をすることにしました! 皆さんの素朴な疑問に答えます。

 

 

コーヒーの新年度は10月から!ニュークロップって?

 

古き良き時代の味を追求するカフェ、珈琲館へようこそ。

月日が経つのは早いもので、もう10月。あっという間に1年の終わりにさしかかってしまいました。しかしコーヒー業界では10月は新年度で、1年の始まりのタイミングでもあるそう。一体どういうことかしら? コーヒーのことならなんでも知っている、愛犬のすみびに聞いてみましょう!

すみび「麗子さん、昨日の10月1日ってなんの日か知ってる?」

麗子「うーん、10月1日は……10(ト)1(イ)で『おもちゃの日』かしら!」

すみび「正解と言いたいところだけど、不正解!」

麗子「自信があったのに残念だわ。そしたらなんの日なの?」

すみび「10月1日は『国際コーヒーの日』。2015年からはじまって、世界中でコーヒーに関係するイベントが開催される日なんだよ」

麗子「そうだったのね! でもなんで10月1日がコーヒーの日なのかしら」

すみび「それは10月1日がコーヒーの新年度だからだよ。世界一のコーヒー生産国であるブラジルが、9月にその1年のコーヒー豆の収穫を終えることからコーヒー国際協定で決められたそうなんだ」

麗子「へぇ〜! 知らなかったわ」

すみび「そう。こうして10月1日から翌年の9月末までに収穫された、新しいコーヒー豆のことを『ニュークロップ』というんだよ」

麗子「お米でいう新米みたいなものなのね」

すみび「お米と同じように、コーヒー豆も収穫された後は果実から種を取り出したり、乾燥したりと処理が必要だから、出荷までに3ヶ月程度はかかるんだ」

麗子「そうすると10月に収穫されたニュークロップは年明けに飲めるってことね」

すみび「ニュークロップのコーヒー豆を使って淹れたコーヒーは、とってもフレッシュで水分が多いのが特徴。香りと酸味がはっきりしていて、コーヒー豆本来の個性を楽しめるんだ。他にも採れたてではないけれど収穫から1年以内の豆を『カレントクロップ』、1年前に収穫された豆を『パーストクロップ』、そして収穫が2年以上前になると『オールドクロップ』と呼ばれているよ」

麗子「豆の収穫時期によっていろいろな呼び方があるのね」

すみび「さらに寝かせて熟成させた『エイジングクロップ』は角が取れた味わいになるし、鮮度によって変わる味を楽しむのも良いかもしれないね」

麗子「そう聞くと私はエイジングクロップが好きなのかも。同じ産地の豆で、ニュークロップとの味の違いを試してみたいわ」

コーヒーの知識がより広がったら、美味しいコーヒーが飲みたくなるもの。さっそく珈琲館へ行って、コーヒータイムを楽しみに行きました。

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イラスト:えーちー